2016-01-01から1年間の記事一覧

歩いて国境を越える旅 その8

12月8日、ベトナムは南北に長い国ですが、北部にハノイ、南部にホーチミンがあり、ちょうどそれらの真ん中あたりにベトナム第三の都市ダナンがあります。今日はハノイノイバイ空港からダナンに移動しました。 これらの写真は、ノイバイ空港の国際線ターミナ…

歩いて国境を越える旅 その7

12月7日、ホーチミン廟は、午前中しか拝観できず、しかも長い行列に並ばなければならないので、閉館後にその前を通っただけで、近くにある、ホーチミンが実際に暮らしていた家を見学しました。 とても簡素な造りでしたが、熱帯樹の小さな森に囲まれて、池の…

歩いて国境を越える旅 その6

12月6日、朝起きて、ホテルのおいしい朝食を食べ(フルーツもたくさん。マンゴーもパインもパッションフルーツもご自由に)、みんなは「ホアロー収容所」に向かいました。ここは、フランス統治時代に、反体制派を収容した監獄です。後のベトナム戦争の時代に…

歩いて国境を越える旅 その5

12月5日、昨夜は徳天瀑布から7時間ほどかけて移動し、崇左という町に泊まりました。ここは、北京からハノイに向かう国際列車が通る町です。私たちはここから各駅停車に乗って、憑祥という駅に向かい、そこからタクシーで友誼関に向かいました。友誼関は、漢…

歩いて国境を越える旅 その4

12月4日、これが“国境にかかる滝”、徳天瀑布。高さ50m、幅100mほどありますが、夏期にはもっと水量があるそうです。滝の右側(手前側)は中国領、左側はベトナム領です。 最近の中国は、どこも観光産業が隆盛ですが、ここも一大観光地と化していました。次か…

歩いて国境を越える旅 その3

12月3日、今日は移動日です。私たちは、浦東空港12:05発のフライトに乗る予定だったので、いくらかゆっくりできるかなと、当初は思っていたのですが、とんでもない。上海というのは、実に広大な都市なのです。私たちが泊まったのは、北外灘という、上海のほ…

歩いて国境を越える旅 その2

12月2日、私たちは3つの班に分かれて行動しました。「グルメ・ショッピング班」と「日本人の設計による上海の建築群見学班」と、「上海下町ウォッチング班」です。 私はO君とH君と3人で、以前行ったことがある「老西門」という地区に行ってみました。地下鉄…

歩いて国境を越える旅 その1

12月1日、私は上海外灘で、生徒たちがやってくるのを待ちました。なんと、テラ・スコラのメンバーは、2日前に大阪の港を出発し、鑑真号という名の船でやってきたのです。昔は船の方が安かったので、私もたびたび使ったものでしたが、今や航空券(LCC)はかつ…

歩いて国境を越える旅へのお誘い Made in Japanの大氾濫

昨日のエントリーでも日本製品の看板の多さをご紹介しましたが、ベトナムにこれほどの日本企業が入ってきているとは知りませんでした。おそらくは、“チャイナリスク”というものが大きく問題になりだしたここ数年のことでしょう。同じく、韓国企業の進出も顕…

歩いて国境を越える旅へのお誘い ホーチミン到着

今回の下見ツアーは強行軍で、ホイアンに1泊した後の6日、再びダナンに戻り、飛行機でホーチミンに向かいました。 これはダナン空港の搭乗口へのゲート。つまり、広告料が最も高い場所のひとつではないかと思います。 飛行機の窓から見た、縦横に水路が流れ…

歩いて国境を越える旅へのお誘い ホイアン

ベトナムは縦に細長い国ですが、ちょうど真ん中あたりの海沿いにベトナム第3の都市ダナンがあります。私たちはハノイから飛行機でダナンに飛び、そこからTAXIで30分ほどのホイアンという町に向かいました。ホイアンは、世界遺産に登録されている古都で、15〜…

歩いて国境を越える旅へのお誘い ハノイ街ブラ2

19世紀末、フランスによって建造されたホアロー収容所の扉。主にフランスへの抵抗運動に関わった政治犯が収容されていました。 当時を再現した蝋人形と“対話”するいまりん。 政治犯が脱走した痕跡。ここから脱走した人たちがベトナム独立運動の中心となりま…

歩いて国境を越える旅へのお誘い ハノイ街ブラ1

私もベトナムは初めてですが、長くフランス統治下にあった影響が、市民生活の隅々にまで残っている、あるいは定着しているのを知って驚きました。自転車でパンを売っているおばさんのかごの中はみなバゲットなどの“フランスパン”です。街のアチコチで、“SUB …

歩いて国境を越える旅へのお誘い ハノイ到着

国境の町までたどり着くのはなかなか苦労しましたが、国境越えそのものはわりあいスムーズに行き、ベトナム側のドンダンという町に到着しました。そこからまたバスに乗って、4時間ほどでベトナムの首都ハノイに到着します。 途中の休憩所の風景。鶏を籠ごと…

歩いて国境を越える旅へのお誘い 国境を越える 

6月3日、いよいよ国境を越える日です。中越国境を越えるには3つの方法があって、もっとも一般的なものは、航空機を使うものです。上海や南寧や広州や北京などなど、いろいろな都市から、ハノイ、ホーチミン、ダナン行きのフライトが出ています。2番目は列車…

歩いて国境を越える旅へのお誘い 憑祥へ

けっきょく私たちはまる1日遅れて、6月2日午前7時半、上海虹橋空港から再び南寧行きの飛行機に搭乗しました。途中武夷山に停まって南寧着は12時半、やっぱり中国は広いのです。 予定では、南寧からバスで南西に4時間、「徳天瀑布」というところへ行くつもり…

歩いて国境を越える旅へのお誘い トラブル

旅にトラブルはつきものですが、さっそくです。私たちは本来、上海浦東発9:05のフライトで12:05南寧着の予定でした。南寧というのは、広西チワン族自治区の首府で、そこからベトナム国境に向けてのバスが出ます。私たちは前夜空港近くのホテルに泊まって、7…

歩いて国境を越える旅へのお誘い 上海到着

“旅する学校”といわれている(?)テラ・スコラが、この秋、新しい旅を企画することになりました。そこで、その現地下見のために、松本からしんさんといまりん、そして私が黄土高原の村から、5月31日に上海に合流してベトナムに向かい、一昨日、無事9日間の…