2017-01-01から1年間の記事一覧

国境を越える旅第2弾 その10

12月1日午前0時35分のフライトで、生徒たちは無事に帰国しました。今回の旅はほんとうに様々な人たちとの出会いがありました。異国に到着早々、コンポンプルックの水上村のお宅にボートから上陸し、みんなで料理を作って一緒に食べたごはんのおいしかったこ…

国境を越える旅第2弾 その9

カンボジアではほとんど車をチャーターし、びっちりとスケジュールが組まれていましたが、ベトナムは2泊ですし、当初より、自由行動とショッピングがメインと決めていました。宿をとったのはベンタインという市の中心部で、ここからは町一番の繁華街、ドンコ…

国境を越える旅第2弾 その8

11月28日、いろんな出会いがあったカンボジアに別れを告げ、“国境を越える”日です。セントラルマーケットにあるバスターミナルを、午前8時45分に出発しました。お世話になったブンティともここでお別れですが、みなもう“来年も必ず来る”人ばかりだったので、…

国境を越える旅第2弾 その7

ブンティの知り合いで、小さな日本語学校を任されている人がいて、27日はそこを訪問しました。行ったときには7名ほどの生徒さんしかいませんでしたが、ここは“介護留学”を目的として設立されたところのようで、経営者は日本人です。ここでまず初歩の日本語を…

国境を越える旅第2弾 その6

ワット・プノンに行った日の午後、トゥールスレン虐殺博物館を訪れました。1975年4月、ポルポト軍がプノンペンに入城して民主カンプチア政権が成立して以降、3年半の間に100万とも200万ともいわれる同胞が無残に虐殺された暗黒の現代史を後世に伝えるための…

国境を越える旅第2弾 その5

昨日は、4泊したシェムリアップを朝8時半に出て、午後3時前にプノンペンに到着しました。ありがたいことにバスはガラガラで、それぞれ2人分の席を占領してぐっすり眠ることができたようです。 そして今日午前中は、街の名前の由来ともなっているワット・プノ…

国境を越える旅第2弾 その4

カンボジアに着いて4日目の今日は、ツアーの間で唯一の純“観光旅行”デーで、車をチャーターして、アンコール遺跡群を訪れました。アンコールワット、アンコールトム、タプローム寺院の3カ所です。ところが、何の因果か、私はカメラを持ってゆくのを忘れたの…

国境を越える旅第2弾 その3

今回の参加者の中に3名ほど、福祉方面への進路を考えている生徒がいます。それで今日は、午前中に日本人が経営する孤児院を訪問し、午後には「バナナペーパー」というNPOを立ち上げた、タクヤさんという20代の青年のフィールドを訪問しました。彼は、汚染物…

国境を越える旅第2弾 その2

トンレサップ湖へはバスで1時間ほど。今は雨期が終わり、湖の水も水位を下げ始めた季節ですが、最も水量の多い9月では、湖の面積は琵琶湖の9倍ほどにもなるという、東南アジア最大の湖です。今回は、私の友人で、日本滞在歴20年というベテランガイドのブンテ…

国境を越える旅第2弾 カンボジア〜ベトナムへ その1

いよいよ今日が、国境を越える旅第2弾 カンボジア〜ベトナムへの旅の初日です。正確にいうと、昨日はセントレアの東横インに宿泊しました。なんでも、1日勘違いしていた生徒がいたようで、昨日の朝合流できなかったようですが、なんとか無事に全員出発しまし…

次なる国境をめざして その4

その後また2時間ほど行くと、いよいよチヤウドックというベトナムの町に上陸します。この町がまたとてもおもしろい町で、ものすごく寺が多いのです。 私が上陸したのはちょうど旧暦の大晦日で、街中が春節を迎える準備でごったがえしていました。街を歩くと…

次なる国境をめざして その3

船に戻ってまた5分くらい乗ると、今度はベトナムの税関です。ここもフローティングオフィスでしたが、後方の建物は、川岸に建っています。カンボジアとベトナムの国力をまざまざと見せつけられるようで、ちょっと複雑な気持ちに。ここで今度はベトナムの入国…

次なる国境をめざして その2

“上陸”すると、まずこんなモノに出会いました。ちょうど旧暦の大晦日にあたる日だったので、新年を迎えるためのお供えがたくさん並んでいました。カンボジアは仏教国です。ワンちゃんものんびり昼寝。ここで飼われているんでしょうか? (失礼ながら)このバ…

次なる国境をめざして その1

来年は、つまり今年は、ベトナムとカンボジアの国境を越えて、アンコール・ワットまで行きたい、と書いたのは、つい1か月半ほど前のことですが、実はすでに下見をしてきたのです。思いついてから行動するまでのフットワークの軽さは誰にもひけをとらない私で…

歩いて国境を越える旅 その10

11月29日、大阪港を鑑真号で出港して以来、今日12月10日で12日目。長かった旅も終わりを告げ、17:55発の香港エクスプレスで羽田に向かいます。 今ではなかなか経験することのない、50時間にもおよぶ長い船旅で煌びやかな上海に上陸。飛行機で広西省チワン族…

歩いて国境を越える旅 その9

12月9日、ホイアンは、16世紀末から繁栄した国際貿易港で、江戸時代には朱印船貿易の拠点となりました。かつては“日本人街”があったようで、街のはずれに日本人の墓も残っています。ところがその後の江戸幕府の鎖国政策で日本人は撤退してしまい、その後に中…