テラ・ツアー 大連

みなさんお久しぶりです。
今年もまた、恒例の「テラ・スコラ中国ツアー “満州”と国境をめぐる旅」がスタートしました。

今回の参加者は、女性10名、男性3名+スタッフ2名+私で、合計16名。スリランカ籍ひとり、ブラジル籍ひとりを含む、日本語中国語英語信州語が“飛び交う”国際交流グループです。


これまでは、瀋陽から入ることが多かったのですが、今年は久しぶりに大連から入りました。大連は中国の中でも最も雰囲気が日本に似ているといわれている都会で、日本企業も多く、街行く人々の服装なども日本とほとんど変わらない街です。

ただし、今回スケジュール的に、大連は行き帰りにほとんど通過するだけです。



初日は町の中心にある中山広場近くのホテルに泊まり、近くを散歩しました。かつて“満州”と呼ばれていた頃に、日本人が造った建造物があちこちに残っており、それを見学。70年、80年前に造られた建造物がいまもしっかりと利用されていて、土台石などもヒビひとつ入っていなくて、当時の満鉄の技術にあらためて感嘆。地震がないとはいえ、昨今の日本の自然災害の惨憺たる状況を思い浮かべると、いろいろ考えさせられることもありました。

まだ始まったばかりですが、この先10日間、何を見て、何を感じ、何を持ち帰るか?それぞれの旅のスタートです。