広州東駅

ついで、地下鉄に乗って「広州東駅」へ行ってみました。列車に乗らなくても、駅というのはいろいろな光景に出会えておもしろいところで、私は大好きです。昔から、空いた時間があるとよく駅に行ったものでした。

広州東駅は、新しく建て直され、巨大すぎてどこが駅舎の始まりと終わりなのか、ついにわからなかったのですが、基本的に地下にメインの構造をもってきているようでした。行き交う人の雰囲気は日本と変わりません。北京駅などはちょっと違っていて、まあ、“田舎っぽい”んですが、香港、広州はずっとオシャレです。

ここ広州東駅から、香港九龍行きの特急列車が出ています。私は安いバスに乗ってきたので3時間+通関時間がかかったのですが、この「広九直通車」だと2時間で到着します。通関は、それぞれの乗車駅で済ませてしまうんだそうです。切符は香港側で買うと190HKD、広州側で買うと150元ということは、2600円くらいで、けっこう高いですね。鈍行列車だと、例えばウチの村に一番近い呂梁から北京まで9時間くらい乗っても800円くらいです。でも次回はこれに乗ろうかなぁと思っています。乗換えがないので、荷物を持っている身には楽ですね。

などと考えながら、あたりをウロウロしていたら、構内から直結でどーーん!と、ありましたねぇ、やっぱり。



もちろんみなさんにはおなじみのロゴですが、モールになっていて、ブティックやレストランや、イベントスペースや、日本とまったく変わらない風景でした。

回転寿司ではなく、寿司レストランになっていて、大いに盛っていました。店内にもパック寿司はたくさん並んでいましたが、高いので私は買いませんでした。

つい最近ネットで見たのですが、ベトナムホーチミン市イオンモール第1号店が開店したそうですが、初日には、なんと15万人が押し寄せたとか。アジアの消費者たちが、商品だけではなく、例えばイベントとか、カルチャーとか、これまでになかったものを商業施設に求めるようになってきているのだなぁと思うことしきりです。