撫順下見旅 その7

道を走っていたら、古びた住宅街の真ん中に、ニョッキリと塔が出現しました。当時の給水塔です。ということは、このあたりにも日本人住宅があったとおもわれますが、かなり雑然としていて、詳しくはまた次の機会に調べてみるしかありません。

現在は使われていないようですが、近づいてよく見上げてみると、実に作りがしっかりと堅牢で、これが100年前後も昔に作られたものだとは信じられませんでした。侵略戦争云々、の問題は別にするとして、たしかに“満鉄の技術”には目を見張らせるものがあります。

これは当時の写真ですが、どうやら私が見たものとは違うようですね。こんな給水塔が、団地ごとにあったということでしょうか。