木曽馬体験ゼミ 

テラ・スコラにはさまざまなゼミがありますが、7月20日には、そのうちのひとつ「木曽馬体験ゼミ」というのがありました。緑に餓えていた私は、さっそく一緒に行ってきました。つまり、私は干ばつ状況の黄土高原から、緑したたる信州に一時帰国しているのです。

しかし、日本も暑いですね。黄土高原の方が日中の気温は高いのですが、湿度がないためカラッとしているし、土でできたヤオトンの部屋に入れば、夜は今でも綿入れのハンテンが放せないくらいなのです。

で、黄土高原の夏に慣れてしまった私の身体にはこの蒸し暑さが耐え切れず、夜も眠れない日が続いて、帰国早々グロッキー気味だったのです。それで8人乗りのワゴン車の定員割れを待って、ラッキー!とばかりに、木曽は開田高原の乗馬クラブに向かったのです。

「木曽馬体験」というのは、つまり木曽馬に乗るということで、5人の生徒+スタッフひとりが参加しました。うち4人は乗馬経験があり、2人は始めての経験です。

こんな感じで勢ぞろいしました。40分間林の中を散歩、じゃない、散馬、じゃない、何ていうんでしょう?トレッキングするコースです。

彼は初めての体験だというのに、どうです?まるでジョッキーのようではありませんか。

この先は、馬に乗っていない人は進入禁止だそうで、ひとりひとりの勇姿を撮るつもりで出かけた私は、仕方なく、時間が来るまで車道沿いの雑草なんかを撮ってました。

こんな看板を見つけて思わずニンマリ……。

帰りに塩尻で「言成地蔵」という看板を見つけて寄ってみました。みんな何をお願いしたんでしょうね?

こんなかわいいお地蔵さんもいましたよ。

でも、「言成地蔵」って、みなさん何と読みます?生徒たちは、「いいなり地蔵」って、読んでましたが、いかにも願い事が叶いそうな名前ではありませんか?でも、「いいなり」って、お地蔵さんの主体性はどこに?