道普請
“人が歩くところに道はできる”と考えてるみなさんも多いと思いますが、こちらはすべて山地なので、道は自分たちでせっせと造らなければなりません。
しかも、ちょっとした雨が降るとすぐに土砂崩れが起きて、またまたそれを修理しなければなりません。
黄土は柔らかいので簡単に崩れ、そしてうまくしたもので、道普請もあっという間に終わります。そもそも日本なら、こんな土を用意するのもタイヘンですが、ここはいたるところタダの土だらけですから。
こんな感じで土を落として、それを袋に詰めて土嚢をつくり、順番に積み上げて、上の道路の線まで積んでゆきます。
下の土嚢積みが3人、オート三輪で土を運ぶのが2人。これには、村役場から日当が出るそうです。
向かい側から見たところ。完成するまでにあと5日くらいかかるそうです。