テラ・ツアー中国の旅2015 その2

昨日は瀋陽北駅午前10時の「高鉄」(超特急)で、瀋陽からハルビンに移動しました。一昔前は、夜行列車で一晩かけて移動したこの距離が、なんとっ!2時間なのです。この変化のすさまじさは、長くこちらにいる私には開いた口が塞がらないほどの事態なのですが、生徒たちにとってはもちろん快適そのもの。車窓に延々と広がるトウモロコシ畑に目を見張っている間にざっくり到着です。

5年前にガイドとして来てもらって以降、翌年からは友人付き合いをしている、田龍という40歳の中国人男性の出迎えを受けてホテルに向かいました。ところが途中から雨になり、聞いてみると、この雨は、日本海に抜けた台風15号の影響なんだそうです。降ったり止んだり、強まったり弱まったりのきまぐれ雨でしたが、みんな傘をさして、ハルビン最大の繁華街、観光名所、キタイスカヤ大通り(中央大街)を散策しました。

で、その雨は、今日になってもっとすさまじいものになり、たびたび建物の中に避難してのハルビン見物となってしまいました。それでも、田さんのガイドで、旧満州国時代の建造物、多くの満蒙開拓団員たちが斃れた避難所跡、ロシア時代のシャレた教会群などなどを見学しました。

きょうはこれから、“満州国”時代にヤマトホテルとして使われていた、現龍門ホテルのレストランで、本格的な中国料理に舌鼓を打つ予定。雨の中、みんなとても元気です。