歩いて国境を越える旅へのお誘い ホイアン
ベトナムは縦に細長い国ですが、ちょうど真ん中あたりの海沿いにベトナム第3の都市ダナンがあります。私たちはハノイから飛行機でダナンに飛び、そこからTAXIで30分ほどのホイアンという町に向かいました。
ホイアンは、世界遺産に登録されている古都で、15〜19世紀にかけてはアジアとヨーロッパの交易の中心として繁栄したところです。日本人町も造られていました。最盛期には1000人以上の日本人が住んでいたそうです。
日本人が造ったといわれている日本橋。屋根付きの小さな橋です。観光客で大賑わいでした。
これは中国人町の会館。「会館」というのは、日本でいえば、“長野県人会ホール”といった感じで、中国のそれぞれの地域からやって来た人たちが、自分たちの地域の会館を作って拠点とする場所です。
天井から下がっているのは線香で、お布施を払った人がそれに火をつけます。
路上で竹細工を売っていた人。日本にも同じものがありますよね。
ホイアンはランタンで有名なところで、町中至る所で売っています。いまりんは買い物上手です。ミニランタンを値切って買っているところ。
旧正月の頃には、町中のランタンに灯が入り、とても幻想的な光景に出会えるようです。
絶品だった春巻きと伊勢うどんのルーツといわれているらしいホイアンうどん。
ホイアンはとても小さな町で歩いて廻れます。観光地になっているせいもあって、治安や衛生状態もよく、ここではできるかぎり自由行動の時間をとる予定です。参加者のみなさんたちで小グループに分かれ、歴史建造物を見て回ったり、お土産を買ったり、おいしい店を探したりと、“旅人気分”を堪能していただきたいと思っています。今回は行かれませんでしたが、「谷弥次郎兵衛」という日本人の墓もあるそうです。